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0から始める富貴蘭(http://fuukiran.hp.infoseek.co.jp/index.html

富貴蘭の置き場

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  写真 説明
屋内

 冬に、お気に入りの品を置く、屋内の棚(写真は冬の状態)、乾きが遅い為、水やり時は、ほんのちょっとにします。(すぐ黴が生えますので、)
 ここに置いた富貴蘭は、冬でも観賞の対象になります。
屋外

 通常の屋外置き場、ふきっさらしで、日光が四六時中当りますが、案外うまく育ちます。
基本的に、水やりは、1回/週です。でも、夏場は、あまりに乾きが、早い為、週2回水をあげています。

中身です。

 

富貴蘭の正面とは?

最適な置き場を考察する前に、正面とは何かを整理します。

青牡丹

 左右の写真を、比較しながら説明して行きます。
 日照について全然違う管理をした二鉢ですが、株に対してほぼ水平で、ある方向から見た場合、葉の表面が見えている事に注目下さい。ちなみに、この方向を正面と呼びます。

青海

 両者を裏側から見てみましょう。
葉の表面は、ほとんど見えませんね。
ちなみに、この方向は裏となります。裏側からだと付けが見やすいのも特徴です。

 右側面からから見ると、葉が正面側に傾いているのが分かりますね。

 これら、二鉢は棚に置いてある位置が全然異なっていました。左の青牡丹は、棚上の日光が良く当る所、右の青海は、棚下の奥で日照がほとんど無い所です。正面からだと分かりませんが、側面から見ると、右の青海は、日照不足の為、日光の方向に木が曲がっています。
 この青牡丹を、正面斜め上から写すと、左の写真の様になります。
結構決まるものでしょう。
よって、鑑賞価値は正面斜め上が一番良さそうですね。
賛否あるにしても上記両者は、正面が決まった木という事になります。
(右の青海は決して良い作例ではありません。どちらかと言えば、悪い例です。)


『正面が決まった』とは?

良く美術株等の表現に『正面が決まった』と言う言葉を用いますが、どういう事でしょう?
私なりに整理をしてみました。

金孔雀

 左の写真は、豆葉乗り斑芸の金孔雀です。
撮影は、正面斜め上からです。
右の写真は、同じ木を真正面より写しています。
 正面は正面なのですが、ちょっとはっきりしていません。なぜでしょう?


 左の写真は、同じ木の裏側です。
上側二枚目と下側2枚目の葉の見え方が、ちょっと違いますね。
 更に横から見て見ると、上二枚と下二枚までの傾きが違うのがはっきりします。
この木は、この違いが発生している時期に、置き場が変るか、鉢の向きが変わる事によって、正面が変わってしまったのです。葉の傾きは成長期に決まってしまいますので、この木の葉の傾きが全て揃うには、後二年程度必要となります。

 この様に、富貴蘭の置き場が変わる事によって、見栄えが違う物になる事に注意しましょう。
特に、水やり時にどぶ付けをされている方、要注意です。(私は、ラベルの文字が見える方向に、常に鉢を置く事で、鉢の向きが一定になる様に気を付けています。)
皆さんの、富貴蘭はいかがでしょう?正面は決まっていますか?

 

美術株の条件

ここでは、私が思う美術株の条件を整理して見ます。

1.芸がはっきり出ている事。(最上芸でなくても良いですが、品種の特徴は出ていて欲しいですね)
1.正面が決まっている事。(上記、考察参照下さい。)
2.葉長が揃っている事。    

 左は玉金剛の裏面ですが、左右と上下で葉長が違っています。この様に、葉長がまちまちだと、見栄えがしませんね。
やはり、右の緑宝の様に、葉長は揃っていたほうが、見た目が良いです。

 葉長の違いは、肥料の与え方・日の取り方・植替えの回数・水遣り具合等で変化します。(多分影響が大きい順だと思う)
毎年植替えし、置き場を変えず育てれば、この様な途中から葉長が変化するような木にはならなかったでしょう。ちなみに、下の方では左右の葉長も違っていますが、この理由は判りません。(購入後、左右均等になった事より、肥料が影響しているのかとも思いますが。私は無肥料です。)
これも、見栄えを左右する一つのポイントでしょう。
 ちなみに、右の青龍獅子の様な獅子芸等の葉芸品は、正面を決めるのは難しいですね。基本的に、間延びせず、木が傾かない様に育てるぐらいなのでしょうか。ちょっと、木の軸が見えた方が面白いような気もしますが・・・・

 左は、購入後強日で管理した為、上の方で詰まってきた獅子甲龍です。 (変化したのではありません。)

長葉と短葉のどちらが良いかは、人それぞれですが、どちらかに揃えたい物です。私は短葉で揃えたいです。後数年はかかるでしょう。
3.傷・打痕等無き事。(美術株には妥協は無しです。)

 いうまでもありませんが、傷・打痕には御注意下さい。

本品は、以前購入した天恵覆輪(今見てみると御城覆輪の様な気もしますが)ですが、今年の台風でコロコロ転がってしまい、見るも無残な姿となってしまいました。

又、右下の二枚目の葉の様な欠落もダメですね。(花が終わった後の花径は根本より切り落としましょう。)

 左は、墨流しです。
墨の部分が日焼けしやすく、ヤニとかも出たりする品種も有ります。
どちらも、日の取り方でコントール出来る為、葉焼けせず、徒長しない範囲でコントロールする技術が必要です。

私が思うに、注意すべきはこんな所でしょうか・・・



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